とうきょう すくわくプログラム
69/80

導入として、「じごく」と「てんごく」について問いかけを行い、自分にとっての「じごく」と「てんごく」を紙にペンで書いてイメージを膨らませた。その後、ライトテーブルの上や木の板の上で様々な素材を自由に組み合わせて、「じごく」と「てんごく」を立体的に表現した。●子供たちの様子✔「じごくってどんなところ?」⇒「悪い人が死んだら行くところ」「鬼がいっぱいいて怖い」✔「てんごくはどんなところ?」⇒「てんごくはやさしい国」「みんなを見守れる」「安心する」・子供たちは素材を次々に手に取り、「これは何?」「どうやって使うの?」と疑問を持ったり、ライトテーブルやOHPなどに素材を置いて、光の透過性など、素材の特性を確かめていた。●園の先生から日々の保育園生活では集団での活動が多く、じっくり活動しながら子供にも大人にもゆと素材を様々な光を通して見つめ、それがどんなものなのかを自分自身で確かめ、様々なテーマ:じごくとてんごく●活動内容・赤い落ち葉を「マグマの色」に見立て、素材からイメージを膨らませたり、針がたくさんある「じごく」を表現するために先の尖った段ボール紙とドングリを使ったりするなど、自分の表現に合った素材を活用しながら、「じごく」と「てんごく」の世界を表現した。・お互いの作品について、「ここはどんな場所?」と話しながらそれぞれが作った世界を共有していた。また、活動後には作った「じごく」と「てんごく」を子供たち自らカメラで撮影した。りがあるという経験はなかなかできなかった。●専門家から発見をしていた。普段気にしていなかった身の回りのものの魅力や自分の好きなものを発見していたように見えた。探究活動を実践する振り返りをふまえた気づき西麻布保育園(港区)

元のページ  ../index.html#69

このブックを見る